吉村和郎、なぜ元凶の全柔連強化委員会委員長が強化担当理事に?

女子柔道15名の選手の告発で、
全日本柔道連盟強化担当理事の吉村和郎の責任が今問題になってます。
吉村和郎はなぜ強化委員会委員長から強化担当理事になったのか。
全日本柔道連盟の馬鹿げた人事です。

吉村和郎

女子柔道ナショナルチーム選手15名の告発で、
園田隆二監督の辞任が決まりましたが、まだ終わりませんね。
15名の選手は全日本柔道連盟の抜本的な改革を要求しています。

そもそも、今回の女子柔道トップ選手15名は、
全日本柔道連盟に対して体質改善、指導陣の一新を求めていました。
しかし、全柔連やJOCに告発しても、
園田隆二監督の首切りで決着をつけようとする全柔連の対処に
危機感を感じ、2013年2月4日に弁護士を通じ声明を発表しました。

その中で強化担当理事の吉村和郎の責任を追求しています。
吉村和郎はロンドンオリンピックのときは強化委員会委員長です。
ロンドンオリンピックの選手選考をしたのも吉村和郎です。

声明文の一部です。

「ロンドン五輪の代表選手発表に象徴されるように、
互いにライバルとして切磋琢磨し励まし合ってきた
選手相互間の敬意と尊厳をあえて踏みにじるような
連盟役員や強化体制陣の方針にも、失望し強く憤りを感じました。」
とあります。

ロンドンオリンピックの代表選手の発表の場で吉村和郎は、
代表に漏れた選手も同席させてました。
代表に漏れた選手を会見に呼ぶ必要がある訳がありません。
この発表で、吉村和郎は代表選手の平岡拓晃の名前を読めず、
「キログラム」を言えず笑いものになっています。

また、代表選手選考自体にも疑問の声が上がっています。
実績のある選手を選ばず、結果金メダル激減の結果を招いています。

その責任を取って、ロンドンオリンピック終了後に
吉村和郎は、「自分の責任、進退伺を出す」といっていますが、
実際には進退伺を出さず、
なぜか新設の強化担当理事のポストについています。

強化担当理事は強化委員会委員長より上のポストです。
つまり、責任を取るどころか偉くなってるんですね。
吉村和郎は責任を取るというなら強化担当理事は固辞するべきでしょう。

この不可解な昇格を決めた全日本柔道連盟の自浄能力の無さ、
体質が問題なんですね。
強化に失敗している吉村和郎を強化担当理事のするなんて
馬鹿な人事は普通の会社だったら無いでしょう。

吉村和郎は、古賀稔彦、吉田秀彦、秀島大介を育てたといわれたり、
2004年のアテネオリンピックで金メダル5個を柔道でとれたと、
強化委員会委員長に就いています。
でも強くなったのは選手だし、金メダルを取ったのも選手です。
吉村和郎の指導者としての能力がどこまで影響したのは疑問です。

国際柔道は年々変化しています。
柔道はもう日本のお家芸柔道ではありません。
「根性」「気合」を連呼し乱取りをするだけで実績は上がりません。
相手国の選手を研究し、それに合わせた練習をし、
国際柔道の変化に対応しなければ強化は出来ないのです。
古い指導しかできない選手強化に失敗した強化委員会委員長を
強化担当理事として、選手強化のトップに据える。
日本柔道連盟はどうなっているんでしょうね。

日本柔道連盟には26名の理事がいますが、
女性理事は1人もいません。
女子柔道の強化に女性の指導者はいらないと思っているんでしょうか。
本気で女子柔道の事を考えるなら、そんな体制は考えれれません。

結局今の全日本柔道連盟は、選手の為の組織ではないですね。
男子柔道関係者の就職、生活するための組織になっているんです。
選手の事をないがしろにして、自分たちの組織を第一優先にしている。
だから責任を取るという吉村和郎を強化担当理事なんかにするんです。

今回の女子選手の告発を受け、
本当に全日本柔道連盟が変われるのか注目ですが、
自浄能力がない組織の改革は簡単じゃないでしょうね。



コメントを残す