黒田夏子(作家)の経歴と「abさんご」のあらすじと冒頭、芥川賞は難解です

第148回芥川賞を受賞したのは、75歳という最高齢記録の黒田夏子でした。
受賞作品は「abさんご」、横書きでひらがなを多用した作品で、
カタカナや「」をつかわない、固有名詞も使わない、登場人物に名前がない。
良く言えば斬新なんですけどね、
本好きじゃないと読めないかもっていう作品です。

黒田夏子

作家、黒田夏子はの経歴は、

1937年で東京生まれ、
1960年に早大教育学部国語国文科を卒業後、
1960年から私立の国語の教師をしていました。
1963年に読売短編小説賞に入選しています。
1912年に第24回早稲田文学新人賞を「abさんご」で受賞
1913年、第148回芥川賞を受賞しました。

黒田夏子から授業を受けた生徒はこの芥川賞受賞を喜んでるでしょうね。
教師を辞めたあとは、事務や校正の仕事をしながら執筆活動をしていたそうです。

芥川賞の受賞作品って、一般人からしたら難解な作品が多いですが、
黒田夏子の「abさんご」も難しいです。
ちなみに、芥川賞は純文学の新人賞なんですが、
75歳で新人賞ということで芥川賞ノミネートのときから話題になっていました。

「abさんご」のあらすじは、昭和のある家庭に家政婦が雇われるという話です。
っていうと、家政婦のミタや、家政婦は見たを連想しますが、
そんな話ではありません。そんな話は直木賞ですもんね。
その家庭は50代の親と十代の子供の2人暮らし。
作品に名前や性別は出て来ません。
日々の生活の中で親子としての日常、愛情が描かれています。

作品の冒頭がこれです。
黒田夏子 abさんご

 

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早稲田文学編集室のリンクです。

読むには、ちょっと勇気がいります、最後まで読めるか、読めないか。
冒頭を読んだ上での購入をおすすめします。

黒田夏子の受賞コメントに、
「文字づかいもいまだに手さぐり途上です」とあります。
この75歳の向上心って、見習いたいですね。



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