自賠責保険料が25年度値上げ、普通車2890円、軽自動車4400円

自動車を取得または、車検をとるときに必ずとられる
自賠責保険料がまた値上げです。

一昨年も値上がりしたばかりなのに何故なんでしょうね。
いろいろ調べてみました。

自賠責保険証サンプル

自賠責保険、正式に言うと自動車損害賠償責任保険といいます。
エンジンの付いてる乗り物、原付、二輪、軽自動車、自動車、トラック、バス、
すべて、加入する義務があります。

これば、自動車損害賠償法で決められていて、
未加入の場合は1年以下の懲役か50万円以下の罰金が科せられます。

勘違いする人もいるんですけど、これは任意保険とは別なんですね。
だから任意保険に入っているからといって、入らないわけにはいきません。
もっとも、新車購入時か車検取得時には自賠責保険料は徴収されるんですけど。

自賠責保険は、事故相手が無保険や、
飲酒運転で任意保険が効かない場合、
相手に賠償能力が無いときなどに適用され、
事故の被害者が泣き寝入りしなくていいように制定されたんですね。
死亡事故で最高3000万円、負傷の場合でも最高120万円保険金がおります。

今回の値上げは、平成25年の4月1日から適用されるんですが、
自家用乗用自動車で24ヶ月の場合2890円値上げして、27840円に、
軽自動車で24ヶ月の場合4400円アップして26370円になります。

軽自動車の方の値上げ率が高いのは
今まで普通自動車より安く設定されていた分、
普通自動車との差額を少なくするために20%の値上がり率になってます。
今まで軽自動車が優遇されてきたのを解消するためですね。

でも、一昨年も自賠責保険料の値上げがあったんですよね。
交通事故による死亡事故も年々減ってきて、
自動車の安全性も上がってきています。
なんでそんな値上げそするんでしょう。不思議な話です。

自賠責保険の積立金は実は2兆円あると言われています。
その2兆円を官僚は使いたく無いんですね。

自賠責保険の直接の契約先は民間の保険会社です。
2000年以前は、保険会社から政府の特別会計に、
再保険料として6割積立していたんです。
再保険というのは、保険会社が支払い不能になったときのための保険です。
その積立金が2兆円にも達し、さすがに保険料の取り過ぎと批判を浴び、
2002年に再保険制度は廃止されたんですね。

廃止されても特別会計にその2兆円は残ったということです。
それで、還元という名目で2008年に自賠責保険の値下げになるんですけど、
結局、官僚がその2兆円を減らしたくないんですね。
減らしたくないから、値下げした分の保険料を徐々にあげてきている。
というのが本当のところです。

2008年に自賠責保険料を値下げしたから、
2兆円が無くなったわけじゃありません。
2兆円分の事故の保険金の支払いなんて発生していません。

今回の発表で値上げの理由が、
「保険金の支払いで赤字になるから」とい言うことらしいです。
今年度だけで、1440億円赤字に。

これって官僚のいつもの手ですね。
復興予算を復興に使わないのと同じです。
特別会計なんて役人が自由にお金を使うためのもんなんです。
ここから、天下り先や官庁の予算を自分たちのいいようにつけています。
1440億円が、本当の赤字じゃないってことです。
いろいろ官僚が自分たちのいいように金をばらまいた分もはいっているんですね。

国の赤字が1000兆円です。
こんなことをしているから赤字が増える一方なんですよね。
官僚政治が続く限り、日本の赤字は膨らみ、いつかは破産。
一番わかっているのは官僚のはずなんですけどね。

 



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